令和6年第2回の神石高原町議会の定例会が開会し、主に令和6年度の予算案が審議された。
まず、町長の入江嘉則氏は、能登半島地震への支援について言及。災害時における町民と町の協力の重要性を強調した。特に、町内のNPOや非営利団体との連携が功を奏し、早期に支援物資を被災地に届けることができたと述べた。
さらに、町内議員の業績も評価され、橋本輝久議長が全国町村議会議長会表彰を受賞するなどの功績が発表された。教育長の政宗賢治氏も、教育行政の方針について説明し、地域の教育の質の向上へ向けた取組を強調した。
また、令和6年度の予算案として、一般会計は116億4,500万円が計上され、特に子育て支援や人口減少対策が特徴的であった。入江町長は、この予算を「持続可能な未来への投資予算」と位置付け、協働のまちづくりとデジタル技術活用を通じて、地域社会を活性化する方針を示した。