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神石高原町議会、第1回定例会でウクライナ侵攻に反対決議可決

神石高原町議会は令和4年第1回定例会で、ウクライナ侵攻に反対する決議を可決。補正予算案も一括して承認した。
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令和4年第1回神石高原町議会が開催された。議会では、ロシアのウクライナ侵攻に反対する決議が可決された。議員の藤田議員は、ウクライナへの軍事侵攻が国連憲章に違反し、国際秩序を脅かす行為と指摘した。さらに、この攻撃が原子力発電所への攻撃に繋がる危険性を強調した。また、被爆地である広島の心の在り方にも触れ、核兵器に対するいかなる威嚇も容認できないと述べた。

一方、令和3年度一般会計補正予算についても議論が交わされた。この補正予算では、合理的な支出の観点から、特定財源や県支出金などを駆使した内容が詳細に説明された。副町長の森重氏は、新型コロナウイルス感染症の影響も受け、市の予算編成の難しさを説明した。特に、教育関係の予算についての質問には、教育課長の矢川氏が国の補助金を活用し、具体的な支出内容について説明した。

また、コロナ禍による影響を考慮し、農業支援や健康保険予算の補正も行われていることが確認された。地域のニーズに基づき、予算の適切な配分が求められている。

議案第29号から第35号にかけての予算は、いずれも原案通り可決された。最後に、指定管理者の指定に関する議案も一括で審査され、妥当性が認められた。議会は、地域社会の安全と発展を支えるための施策を進めていく方針を示した。議長の寄定氏は、あるべき姿の実現に向けた議会の役割を再確認し、会議を締めくくった。

会議の冒頭に、副議長の寄定氏は東日本大震災からの復興に向けて、記憶と温もりを大切にしたいと語った。議会全体が一つになり、被災者への哀悼の意を表し、平和への願いを新たにした。これからも地域の発展を監視し、支援を続けていくことが求められていると、出席した全ての議員が確認した。

議会開催日
議会名令和4年第1回神石高原町議会定例会
議事録
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