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神石高原町議会、医療機関補修費用8300万円を可決

神石高原町議会は、補正予算案として8300万円の医療機関補修費用を可決。新たな施策も盛り込まれ、今後の実施を強調。
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令和5年第1回神石高原町議会臨時会が2月8日、神石高原町議会議場で開かれた。議長の橋本氏が開会を宣告し、町長の入江嘉則氏が挨拶を行った。

入江町長は冒頭、新型コロナウイルス感染症の状況について言及した。昨年後半からの第8波で、本町での感染者が1600人を超え、全人口の約20%に相当していることを報告した。現在は感染状況が落ち着いているものの、感染防止意識の重要性を訴えた。また、インフルエンザの流行にも言及し、特に子供たちへの注意を呼びかけた。

次に、臨時会の主な議題として、令和4年度補正予算案およびこばたけ保育所の新築工事の請負契約締結の提案が行われた。補正予算案には、新型コロナ対策や経済対策支援事業、町立病院の修繕費用が含まれている。特に、町長は「どの事業も早期に着手したい」と強調した。

副町長の森重氏は、こばたけ保育所の建設工事について詳細な説明を行った。令和5年1月30日に入札が行われたことを報告し、契約金額の透明性が確保されていることを述べた。質疑応答では、「工事費が今後さらに上がることはないか」という質問に対し、森重副町長は、「大きな工事内容の変更がない限り、契約金額を守る」と説明した。議員からは品質管理や費用の管理に関する懸念も示され、今後の進捗に関して注意が求められた。

続いて、令和4年度神石高原町一般会計補正予算が審議された。補正の中身には、物価高騰対策支援事業や新たな子育て応援給付金が含まれており、財源は国や県からの支出金で賄う方針だ。さらに、迅速に実施できるよう、計画的な進行が重要であるとのコメントがあった。

最後に、神石高原町病院事業会計の補正予算が提案された。医療機器の故障による補修費用や新たな凍結防止対策としてのヒーター設置が含まれ、総額8300万円の追加が必要との見積もりが提示された。議会内での議論や一部議員からの疑問も出され、計画の見直しを求める意見もあった。

議長は「今回の議案は、住民生活に直結する重要な問題であり、町民に対して明確な説明責任が求められる」と述べ、全議案の採決を行って可決された。

議会開催日
議会名令和5年第1回神石高原町議会臨時会
議事録
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