令和2年第4回神石高原町議会臨時会が開催された。
この会議では新型コロナウイルス感染症対策や、庁舎建設に関する議案が議題に上がった。特に町長の入江嘉則氏は、感染症への対応策について感謝の意を示した。
入江町長は、新型コロナウイルス感染症に対する支援策として6項目の要望に迅速に対応する考えを示した。具体的には、現行の予算で実施可能な支援や新たな予算案を、次回定例議会に提案する予定である。
また、新庁舎建設と特別職の一時金削減についても討議があった。新庁舎建設工事の契約が進む中、議員の林憲志氏は必要性に疑問を呈し、計画の凍結を提案した。これに対し、他の議員は進行を支持し、原案通り可決する意見が相次いだ。
特別職の一時金については、入江町長、森重純也副町長、馬屋原健治教育長がそれぞれ20%から15%の削減を決定。入江氏はこの計画の意義を強調し、職員の給料削減は考えていないと明言した。議題の進行においては、職員の感情にも配慮が求められる場面が見受けられた。
その他についても、豊松山村広場や竹の端線道路の工事契約についても可決がなされ、市場の復旧など、町民生活に密着した内容が多く含まれている。