令和3年第8回神石高原町議会定例会が12月15日に開催された。
本会議では、全21の議案が提案され、全てが可決された。重要なテーマとして、「神石高原町過疎地域持続的発展計画の策定」が扱われ、副町長の森重純也氏が提案理由を説明した。過疎地域における持続的発展支援を目的とした計画であり、政策企画課長の池田孝介氏が詳細について補足した。
続いて、議案第186号の「字の区域及び名称の変更」に関する議案が提案された。副町長の森重氏が、地籍調査に基づく区域変更について説明したところ、住民課長の内藤佳治氏が詳細な説明を加えた。質疑や討論の後、この議案も原案通り可決された。
教育委員会委員に関する議案第187号でも、森恵美氏を再選任することが提案され、教育課長の矢川利幸氏が説明を行った。次々と質疑は行われず、無事に賛成の議決がなされた。
議会運営委員会の閉会中の所掌事務と、各常任委員会からの継続調査についても、異議なしで承認された。議長の橋本輝久氏は、全議案の議決を整理し、閉会の挨拶を行った。
挨拶では、特に新型コロナウイルス感染症に与える影響について言及。町長の入江嘉則氏は、コロナ禍の影響からの復興や新たな社会に向けた施策について、各議員の協力をお願いした。新しい年に向けた希望を表明し、町が発展するための努力を続けると述べた。これを受けて、令和3年第8回神石高原町議会定例会は、全議案が無事に承認され、閉会した。