神石高原町議会は、令和2年第7回臨時会を開会し、2件の議案を可決した。
本会議は2020年8月20日に行われ、全議員が出席した。
町長の入江嘉則氏は、急な臨時会における提案内容を説明した後、議案は議論を経て可決される結果となった。
第1議案は、神石へき地診療所設置および管理条例の制定である。
副町長の森重純也氏が提案理由を説明し、町民への医療受診機会を提供することを目的としているという。
この提案は保健福祉課長の松井和寛氏によって詳細に説明された。
質疑応答の時間には議員からの質問は無く、討論も無かったことから、速やかに採決が行われた。
採決の結果、議案第134号は全員の賛成で可決に至った。
次に、日程第4として議案第135号・財産の取得が議題に上がった。
これは神石へき地診療所の設置に必要な土地建物の売買に関するもので、森重氏が提案理由を説明した。
詳細な説明も同様に松井氏が行い、質疑が終わると著しい問題も見られず、再び採決されることとなった。
この議案も議員全員の賛成で可決された。町長は、2件の議案の可決について感謝の意を表し、地域医療の推進について引き続き取り組む意向を述べた。
最後に、議長の松本氏が閉会の挨拶をし、無事に議会を終了したことを報告した。議会は午前10時40分に閉会した。