福山市は、令和4年第2回臨時議会において重要な議案を審議しました。特に、監査委員の選任と常任委員会の委員選任が焦点となりました。
市長の枝広直幹氏は、議第52号の福山市監査委員の選任の同意について、提案しました。大田祐介氏の選任を求めるこの議案は、議会で緊急を要する案件と認定されました。大田氏は、過去に副議長や特別委員会の委員長を歴任しており、その行財政に対する知識と経験が評価されました。質疑が行われた結果、全会一致で同意されました。
次に、議第53号の福山市監査委員の選任についても審議されました。こちらは生田政代氏が提案され、同様に急を要する案件とされました。市長は生田氏が常任委員会及び特別委員会の委員長としての経歴を持ち、適任と考えていることを強調しました。ここでも質疑はなく、再び全会一致で可決されました。
続いて、福山市議会常任委員会の委員の選任が行われました。参加議員37名のうち、羽田俊介、市村素子、喜田紘平らが指名され、これも異議のないまま決定されました。また、福山市議会議会運営委員会、特別委員会の委員の辞任ならびに選任も承認されました。
福山地区消防組合議会や広島県後期高齢者医療広域連合議会の議員選挙についても迅速に進行し、必要な議員が全て決定されました。
最終的に、議第51号として福山市固定資産評価員の選任についても審議され、ここでは串田靖広氏の選任が一致して承認されました。
これにより、福山市は新たな監査委員と固定資産評価員を迎え、それぞれが市の行財政を支える役割を担うことになります。議会はすべての理事会終了後、午後2時5分に閉会しました。