令和4年第6回福山市議会定例会が2022年12月19日に開催された。
主な議題として、一般会計補正予算など重要案件が一括して審議されることとなった。
一般会計補正予算では、歳入歳出にそれぞれ55億8647万6000円を追加し、補正後の予算を2170億6537万3000円とする。
この内容には、新型コロナウイルス感染症対策や小中学校用機器整備に関わる費用が含まれる。
補正予算に関して、日本共産党の意見として、財政調整基金の積立てが必要でないと指摘された。
その理由には、物価高騰による市民生活の圧迫がある。
また、議第120号の情報公開・個人情報保護審議会条例の制定については、審議会の統合が図られることが報告されており、審議会の運営に関する詳細についても言及された。
特に、個人情報の取扱いに関しては、法律の改正に伴い様々な見直しが求められた。
全体の合意形成が図られた議論の中で、地域の特性や事情を考慮に入れる必要があるとの意見も出された。
加えて、福山市支所設置条例の改正が提案され、北部支所の所管区域の設定見直しが説明された。
この他にも、請願第2号の旧内海小学校に関する意見が出されており、その有効活用についての要望も異議なく受け入れられる形で進められる見込みである。
今後はこれらの施策が市民生活にどのように反映されていくのかが注目される。
議会は午後1時に開会し、議長は出席議員の人数を確認後、日程に従って順次議題を進めた。
最後に、全ての議題が終了し、午後2時1分に閉会が宣言された。