令和4年第4回福山市議会定例会が9月14日に開催され、市政運営の重要な議題が議論された。
会議では、まず令和3年度の各事業計画の決算認定が行われた。特に福山市病院事業会計の決算認定については重要な議題となり、議員からは病院経営の安定性が問われた。福山市病院事業管理者の高倉範尚氏は、経営健全化に向けた取り組みを説明した。
また、令和4年度の一般会計補正予算に関する議論も活発に行われ、荒玉賢佑議員が、市民からの意見やニーズに応じた柔軟な財政運営を求めた。高倉氏は、特に医療資源の確保や福祉関連支出に関する方針も示した。
一般質問では、荒玉議員が新型コロナウイルス感染症対策について質問を行い、特に第7波に伴う感染者急増に対する医療体制の強化が求められた。中島智治副市長は、医療従事者の確保やオンライン診療の拡充に向けた施策を発表した。
さらに、市民病院の再編についても議論が交わされた。子ども医療費助成の現状に関して、西本章議員は、所得制限廃止の重要性を訴え、福山市が取り組むべき施策について意見を述べた。