令和3年第6回福山市議会定例会が2021年12月6日に開かれ、重要な議案が議題となった。
議題には、補正予算や条例改正案が含まれ、各議員から活発な質疑が行われた。特に、課題として取り上げられたのは、新型コロナウイルスの影響を受けた市の財政に関する問題である。具体的には、一般会計補正予算や都市開発事業特別会計の補正予算についての議論が重ねられた。
財政部門からは、来年度の予算編成方針についての説明があり、社会経済の回復を目指して新型コロナウイルスに伴うさまざまな施策が整えられていることが示された。市長の枝広直幹氏は、次の感染の波に備えながら、デジタル化を支えとして安心安全な都市づくりを進めていく必要があると強調した。
また、一般質問では小林茂裕議員が新型コロナウイルスの影響に関する質問を投げかけ、財政状況や水産業振興の現状について言及した。水産業に関しては、長い間厳しい状況が続いていることが示され、特に水産物の漁獲量の減少が discussed され、取り組み強化が必要という意見が多数上がった。
さらに、木村素子議員による子育て支援についての質疑が続き、えほんの国の役割や外国にルーツを持つ家族への支援、相談体制の強化が求められた。特に、親子が絵本を通じて成長できる環境の整備が重要であるとの見解が示され、具体的な支援策が求められた。
DV相談や男女共同参画に関する議論も交わされ、この分野の啓発活動や取組の拡充が必要であると指摘された。特に、新型コロナウイルス関連の影響を踏まえ、民間と連携しながら支援を強化する重要性が強調された。
市民の安全で安心な生活のために、福山市は引き続き、幅広い取り組みと対策を講じることが求められる。