令和元年第2回福山市議会臨時会は、2019年5月13日に行われた。
主要な議題では、福山市税条例や国民健康保険条例の改正についての市長専決処分が承認された。市長の枝廣直幹氏は、この改正が必要な理由を説明し、議員からいずれの議案も質疑はなく承認された。
福山市税条例の改正は、地方税法の改正が施行されたことに伴うもので、ふるさと納税制度の見直しも含まれる。市長は、これにより返礼割合が3割以下に制限される旨を強調した。
また、国民健康保険に関連する税率の軽減措置や、軽減判定所得を引き上げることも盛り込まれている。この改正に対し、議員から特に異論は出ず、スムーズに承認が進んだ。
さらに、議会では副議長の辞職及び新副議長の選出も話題に上った。辞職願が提出され、異議がなく許可された。塚本裕三議員は、一身上の都合での辞職を述べ、同僚議員への感謝を表した。
その後、副議長選挙が行われ、熊谷寿人議員が33票を得て当選した。熊谷議員は議会の運営に尽力する旨を述べ、出席した議員から拍手を伴う支持を受けた。
この臨時会では、福山市の監査委員の選任についても急遽議題に上がった。市長から2名の候補者について説明が行われ、全員一致で同意が得られた。完了した兄弟行事においては、合計以上の活動・決議が行われ、特に福山市の行財政の透明性を高める取り組みが進められた。
最後に、全ての議案が可決され、臨時会は午後7時26分に閉会された。議長の早川佳行氏は、出席した議員に感謝の意を示し、次回の開催に向けて期待を寄せた。