・関市議会では、令和5年第2回定例会が開催され、児童生徒への支援や市の安全対策が議論された。特にディスレクシアの児童への理解促進と支援策が重要視された。市教育委員会の森教育長は、学習障がいを持つ児童達に音声教材やデジタル教科書を活用し、学校でのサポートを行っていると述べた。
・また、学校現場では保護者との連携を深め、専門医の診断を受けるためのサポートを行っており、児童への理解促進に向けた努力を続けている。教員の働き方改革に伴い、部活動の地域移行も進められ、多くの課題があるものの、スムーズな移行を目指しているとのこと。
・市道の安全対策に関しては、舗装の劣化や区画線の修復基準が議論され、交通安全のための対策の重要性が強調された。市長は、予算を限られた中で効率的に整備を行うと述べ、カーブミラーの管理に関しても、問題の早期発見と対策の強化が求められるとのことで、交通安全協会と連携して進めていく方針を示した。
・さらに、新型コロナウイルスの影響が明ける中で、観光業の振興も重要な課題として挙げられ、関市の魅力を発信していくことが確認された。市役所はスポーツ振興や観光バスルートの拡充を目指し、施設の改善計画を進めていく意向を示している。