令和6年美濃加茂市議会第1回定例会が開催された。
昨年に続き、様々な議案が取り上げられた。
議事の開始から会議録署名議員の指名、続いて提出された議案の訂正に関する説明が行われた。経営企画部長の石黒幸治氏は、議案第15号について、誤記の修正を説明した。この訂正は、特殊勤務手当や旅費に関する条例の一部改正にも影響したという。質疑がない状態で、議会はこの議案を承認した。
議案の審議は、承第1号及び承第2号を含む30議案の一括議題に移行した。議長は、質疑なしと認め、議案は各委員会に付託される見込みである。さらには追加議案として、美濃加茂市副市長の選任が提案された。
市長の藤井浩人氏は、新副市長候補として丸山克彦氏の選任を述べた。丸山氏は文部科学省での豊富な経験を持ち、教育・子育てに強い関心を寄せる人材として期待されている。藤井氏は、子育て施策の実施に向けて両名の副市長体制が重要であると強調した。
議会では副市長選任に対して様々な意見が交わされた。教育分野の強化を望む議員の声も多く、教育長との連携強化が必要との指摘もあった。副市長の役割や地域教育連携の重要性が再確認された。
最終的に、副市長選任の議案は原案通り同意された。藤井市長は新副市長に期待し、美濃加茂市が求める教育環境の向上を目指す意向を明らかにした。