令和6年6月20日、 美濃加茂市議会第2回定例会が開かれた。
この日、付議された議案は多岐にわたり、市の施策や財政状況について協議が行われた。
まず、議題として挙げられたのは、令和5年度美濃加茂市一般会計補正予算(第9号)である。
質疑の結果、質疑はなくスムーズに進行した。
この予算は、今後の財政運営において重要な役割を果たすものと考えられている。
さらに、市民協働部長の渡邉春文氏が説明した新しい公共施設予約システム導入についても注目されている。
「岐阜県が共同調達を進めているシステムに参画することで、費用の縮減効果も見込んでいる」と説明した。
これにより、住民の利便性向上が期待されている。
また、令和6年度の補正予算についても質疑が行われ、特に公共施設の予約や利用について見直しが求められている。
田口智子議員は、
「現在の予約システムの運用が終了するため、新システムへの移行計画について詳細な説明を求める」と述べた。
これに対し、渡邉市民協働部長は「契約は1年ごとに更新されており、サポートは引き続き行う」と補足した。
次に、地域活性化起業人派遣負担金についても議論が行われた。
経営企画部長の石黒幸治氏によると、464万5,000円の派遣負担金が計上されており、デザインルール作成や研修の実施を通じて、職員が専門知識を学べる機会を創出するという。
「これにより、市の広報物の質の向上が期待される」と支援をしたい意向が示された。
最後に、議会は付託した議案に対する審議の結果を踏まえ、共通の認識を持つことが重要であると強調した。
本日の会議は、目標の達成に向け、意味のある議論が繰り広げられた様子であった。