令和5年12月19日に開催された美濃加茂市議会第4回定例会では、23件の議案及び2件の請願が提案され、審議が行われた。
まず、日程第2では令和5年度美濃加茂市介護保険会計補正予算(第2号)について、永田徳男予算決算常任委員長が審査結果を報告した。
この議案では、介護保険料の過誤納金に関する問題が取り上げられ、還付手続きが完了していない事案について指摘があった。
市の担当者は、組織内のチェック体制や業務手順の改善を図ることで再発防止を図る意向を示した。
さらに、介護保険事務の業務全般についても見直しを進めると述べた。
次に、一般会計補正予算に関連し、新型コロナウイルスの影響を受けた財源の見直しが議論された。具体的には、配分金の返還が必要になる事態に対処するため、今後の計画についての意見が交わされた。
市 officialsは、臨時交付金の交付限度内で計画の再構築を進める方針を示した。
請願に関しては、小中学校の給食無償化及び18歳年度末までの子ども医療費無料化を求める請願が提出された。
特に、給食無償化については全国的にその動きが活発化しており、自市においても早急な対応が求められるなか、金井文敏文教民生常任委員長は賛成意見を述べた。
請願の中では、少子化対策としての必要性が強調され、市民の負担軽減が求められる旨が語られた。採決の結果、両請願はいずれも趣旨採択された。
このように、会議では様々な重要な議題が扱われ、特に子育て支援に資する政策への関心が高まる結果となった。