令和6年美濃加茂市議会第1回定例会がついに始まります。市長藤井浩人氏は、会議の冒頭で市議会に出席した議員に感謝の意を表すると共に、令和6年の各計画の重要性に触れました。
今回の議会では、令和6年度一般会計予算を含む46議案が審議されます。特に注目されるのは、令和6年度美濃加茂市一般会計予算であり、238億円が計画されています。この予算には、特に子育て支援や防災対策、健康増進に関する施策が含まれています。藤井市長は、今後も効率的な予算を柔軟に編成し、市民の生活の質向上に努める意向を示しました。
また、災害への備えとして特別交付金を利用し、被災者への支援も行っています。山田 栄市長は、「当市が直面している課題に対し、国の支援も活用しながら、迅速に対応していく方針である」と強調しました。これにより、市民の生活を守る施策が取られています。
市長の発言に続いて、経営企画部長石黒幸治氏は、令和5年度美濃加茂市一般会計補正予算(第8号)について詳しい説明を行いました。この中では、特に低所得世帯への生活支援策や、児童福祉と教育の強化が述べられました。特に、低所得世帯生活支援特別給付金事業の増額は、市民にとって非常に重要な施策であるとされました。
また、美濃加茂市では多くの条例改正案も提案されています。この中でも、福祉関連の強化や生活支援施策の一環として、非常勤特別職の職員報酬や健康保険条例の一部改正が挙げられています。これにより、市民生活の効率化と質の向上が期待されています。
さらに、市制70周年を迎えることから、記念イベントの開催も予告されました。市の発展に貢献した市民への表彰や、地域活性化に向けた施策が予定されています。これによって、市民が一体感を持ち、地域への愛着を深めることが期待されています。