令和4年第2回定例会が開催され、多くの重要な議題が取り上げられた。
14番の幅 永典氏は、災害対策の強化について質問した。市長公室長の森川 哲也氏は、災害時の対応力向上のため、実践的な運営訓練を行っていると説明した。特に、平成30年の豪雨災害から得た教訓を活かし、毎年訓練を重ねている。訓練を通じて、迅速な対応や情報共有ができる体制を整備していることが強調された。訓練の結果、スムーズな災害対応ができるようになったことも報告された。
次に、幅氏は帯状疱疹の予防策についても質問。若い世代の免疫力低下の懸念から、適切な情報提供の重要性が強調された。市の健康福祉部長の森小百合氏は、帯状疱疹のリスクやワクチン接種を広く周知する考えを示した。今年度は健康教育を通じた啓発にも力を注ぎ、予防対策を進めていくと述べた。
また、介護保険料の増加に伴う問題も浮上した。幅氏は、支払能力の差による不公平感が高まっていることを指摘。健康福祉部長は、行政の努力により、公平な負担を実現するための対策を継続していく意向を示した。特に、介護予防事業を推進することで、将来的な負担減少に寄与すると述べた。また、過去の調査により、未納者の増加による影響があるため、収納率向上に力を入れる考えも示された。
本定例会では、幅氏の指摘に対し、各係からの詳細な説明がなされ、今後の対応策について引き続き協議が進められることが望まれる。関市は様々な課題に積極的に取り組み、市民の安全と健康を守る施策に尽力している。