令和5年5月8日、関市議会第1回臨時会が開催された。
当会議では、議長と副議長の選挙が行われ、順調に進行した。議長候補は「議会の一体感を高め、地域の声をしっかりと届ける」と掲げ、支持を得て当選した。副議長候補も同様に、「議会の運営を円滑に進め、議員の意見を反映させる」と強調し、有効票の過半数を獲得した。両者の当選は、今後の議会運営への期待を高めるものとなった。
さらに、税関連の改正案も承認された。関市税条例等の一部改正案について、担当の鈴木花子財務部長は「市民負担の軽減を目指し、見直しを進めていく」と述べたことが注目を集めた。他にも、都市計画税、介護保険税、国民健康保険税に関する改正が次々と可決された。これにより市民サービスの充実が期待される。
予算関連では、令和4年度関市一般会計補正予算が承認された。高橋拓也財務部長は「今後の施策において、効率的な資金運用を行い、地域振興につなげる」と発言し、財政健全化の重要性を強調した。
また、関市議会の運営委員会委員の選任や常任委員会委員の選任が行われ、議会の運営体制が整えられた。監査委員の選任についても意見が交わされ、議員全員の承認を得て同意されたことから、信頼性の確保に向けた一歩となった。