令和5年第2回定例会が開催され、議事は定例の手続きに入る。
今回の定例会では、様々な重要な議案が上程された。特に、議案第34号の関市印鑑条例の一部改正については、電子署名に関する法律改正を受けたものであり、電子証明書を搭載したスマートフォンを用いる方法の追加が含まれる。市長の尾関健治氏は、これにより市民サービスの向上を目指すと述べた。
議案第35号、関市税条例の一部改正も、森林環境税の導入に伴い重要な施策である。これにより、納税通知書に森林環境税額を追加し、引き続き個人市民税との併せての賦課徴収がされる。市長は、これにより持続可能な地域づくりへ寄与する意義を強調した。
また、議案第38号から第41号までの補正予算についての説明も行われた。一般会計補正予算では、歳入歳出の総額に6,540万4,000円を追加する内容で、469億8,505万3,000円となる。市長は、これによる重要施策の推進を示唆した。
報告関連では、令和4年度の各事業についての繰越計算書が示された。特に、空間計画に基づく改修事業や、特別会計の内容について明瞭な説明が求められた。また、農業委員会委員の任命に関する諮問に関しては、19名の委員任命が議会の同意を得て決定された。議長は、これにより地域の農業の振興に繋がると期待する。
最後に、次回本会議の日程を確認し、本日の議事を終了した。この定例会にて、関市の重要な議案が審議されたことが強調されている。