令和4年第3回臨時会が開催され、様々な議案が審議されました。
特に、令和4年度関市一般会計補正予算に関する議案が重要な位置を占めています。市長、尾関健治氏は新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を含む経費に対する補正予算について説明しました。接種対象者は60歳以上や基礎疾患を持つ方々であり、その体制を早急に整える必要があると強調しました。
また、猿渡直樹氏はその計画に対して質問を行い、具体的な接種体制や予定について市の見解を求めました。健康福祉部長、森小百合氏は、既に100人が接種対象者となっていることや、個別接種が7月から開始されることを報告しました。この接種に関連する予算は、歳入歳出の総額を416億2,156万4,000円にするという内容でした。
次に、議案第36号の補正予算も審議され、物価高騰が影響する低所得の子育て世帯に対する支援策が提案されました。市長は、国の施策による子育て世帯生活支援特別給付金として、子ども1人あたり現金5万円を支給する旨を説明し、これに対する市の取り組みを述べました。
さらに、議長辞職に関する議題も追加され、議長の市川隆也氏が辞職の許可を受け、長屋和伸氏が新たに議長に選出されました。長屋新議長は、市民のためになる議会を目指し、全力を尽くすと述べました。
会議はスムーズに進行し、最終的に全ての案件が議了され、閉会の運びとなりました。市民の健康を維持し、生活支援を確保するための重要な決議がなされました。議会としての責任と役割が再確認された有意義な会議となりました。