令和5年第1回定例会が開催され、各議案に関する重要な議論が展開された。
議会は、最初に会議録署名議員の指名を行うことから始まった。続いて、令和4年度関市一般会計補正予算(第13号)の承認が求められ、質疑や討論はなく、承認される運びとなった。
また、議案の一つである関市第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部改正についても討論が活発に行われ、特に猿渡直樹氏から時給換算に関する詳細な質疑があり、森川哲也市長公室長がその詳細を説明した。新たな時給は920円に設定されることが確認されたが、その内訳に関して議員から更なる質問が上がった。
児童健全育成と母子家庭支援の重要性も強調され、出産育児一時金の増額や医療費助成の拡充など、子育て支援策に対する質疑もなされました。特に、令和5年度からの子育て支援直結の予算についての期待が寄せられ、議員の間でのコンセンサスが形成される様子が見受けられた。
地域の経済支援策に関しても議論があり、特に物価高騰や円安に伴う影響について触れられ、市長は市民の生活を守るための取り組みを強調した。また、地域の賃金水準を上げるための施策についても言及があり、急募の課題として捉えられている。
不登校児童生徒への支援策については、適応指導教室の設置や心理カウンセリングの充実が提案され、教育長もその重要性を認識し、対応していく意向を示した。特に、フリー教室の設置が地域での協力を促進し、様々な支援を実施する方向で進んでいることがわかった。
そして、次に、討論に挙げられた学校給食無償化の請願書も重要な論点として扱われ、教育委員会からは、現行の政策に加え、どのようにして子どもたちの将来につながる具体的な施策を展開していくかが問われる場面も見られた。この問題については、議会全体で注視していく必要があるとの認識で一致した。