令和4年6月16日に美濃加茂市議会定例会が開催された。
本日は多岐にわたる議案が審議され、新型コロナウイルス接種体制や予算の承認について重要な法案が多数提案された。
特に令和3年度美濃加茂市一般会計補正予算(第18号)に関する議論が活発であった。
坂井文好議員がワクチン接種体制の経費に関して質問を行い、1億4,799万円のうち運搬費や管理費の内訳について詳細を求めた。
可児雅之健康こども部長は、適正管理のもと、一般財団法人に委託していると説明し、運搬業者についても東海西濃運輸が関与していることを明らかにした。
さらに、廃棄物の発生がないことも強調された。
次に、坂井議員は廃棄が発生する条件について尋ねた。
可児部長は、モデルナ製ワクチンの使用期限切れにより177本の廃棄があったことを説明した。同ワクチンは日本に到着した際の期間が短く、接種が進まずに廃棄せざるを得なかったと述べた。
利用者の接種率についても言及され、12歳以上で約30%を見込んでいたと報告された。
また、「副業人材マッチング支援事業」に関する質疑も行われた。
この事業により、市内事業者の経営課題を解決し、新商品の開発やマーケティング支援が期待されている。
渡辺克義産業振興部長は、自発的な支援を強調した。
加えて、田口智子議員は「とくとく先得みのかも応援チケット事業」の内容を問いかけた。
飲食業界支援と市民の消費喚起を目的に、プレミアム割引の上積みを行う方針を確認し、地域経済のさらなる回復へ寄与することを目的としている。
各議案の詳細は付託表に記載されており、各委員会に付託される。
最後に文教民生、企画建設常任委員会の日程告知があり、本日は散会となった。