令和4年9月2日、美濃加茂市議会の定例会(第3回)が開催された。
本日の議事日程には、様々な議案が取り上げられた。特に、令和4年度一般会計補正予算や、国民健康保険及び介護保険の補正予算が重要なトピックであった。
一般会計補正予算の質疑において、永田徳男市議が小中学校の業務委託について述べ、安定的な人員確保がなされるかを質問した。教育委員会事務局長の山田智也氏は、36人の直接雇用を確保するための契約内容を説明した。また、勤務希望者の優先採用の方針を示し、安定した雇用を実現する意図を示した。
さらに、高井厚市議は肥料価格等高騰緊急支援事業について質疑をし、農業資材の価格に関する基準や対象品目について確認した。産業振興部長の渡辺克義氏は、農業資材として肥料と農薬を対象としている旨と、米価の高騰を受けた支援の具体策を説明した。特に、10%から15%の価格上昇が明らかにされた。
その他、指定管理者の指定についての審議も行われた。加茂野保育園及び加茂野児童館の指定管理者として、民間のセリオ社が選定されたことが報告され、その後の体制や処遇に関する質疑も行われた。可児健康こども部長は、職員の異動計画について述べ、市の方針に基づいて運営が進む旨を強調した。
最後に、各種の決算認定議案が提出され、予算決算特別委員会への付託が決定した。会議は午前9時に開会し、30分ほどで散会を迎えた。
市議会では、地域の課題解決を目的とした議論が続けられており、今後の施策に期待が寄せられている。