令和5年美濃加茂市議会第1回臨時会が開催された。議会では副市長定数の改正や一般会計補正予算など多くの議案が審議された。
まず、藤井浩人市長は会議の冒頭で、今後の市政における議案について言及した。本臨時会には副市長定数条例の改正が提案されており、これによって副市長の定数を2人以内とすることを目的としている。この提案について、経営企画部長の石黒幸治氏は新たな事業や多様化する市民ニーズへの対応が増加していることを指摘した。
石黒部長は「副市長を2人にすることで、迅速かつ適確なマネジメントが実現される」と述べた。これに対し、柘植宏一議員は副市長の役割分担について質問した。石黒部長は、専門性を持つ人材を外部からも柔軟に配置する考えを示し、議会の同意を得る必要があると強調した。
次に、美濃加茂市一般会計補正予算についての議案が紹介された。この補正予算は540万円が追加され、総額は238億1,982万円となる。特に注目を浴びたのは、ブラジルへの多文化共生推進のための渡航費用である。市議会議員や市長が現地を訪れることで、今後の政策に活かす狙いがある。
市民協働部長の森川英司氏は、「ブラジル人との関係強化が目的であり、今後の施策に大きく寄与する」と述べた。この多文化共生の推進策に関連して、田口智子議員は市としての具体的な成果を求めた。
さらに、議会改革に関する議案も提案され、改革特別委員会の委員数が8人から9人に増加される。議会運営委員会委員長の森弓子議員は「アフターコロナを見据え、議会の活性化が必要だ」と語った。
議事が進む中、議長や副議長の辞職、および選挙も行われ、新たな体制が構築された。議長に選ばれた森弓子議員は、「議会を市民にとってわかりやすいものにし、議会改革を進めていく」と抱負を述べた。また、副議長には永田徳男議員が選ばれ、今後の議会活動に期待が寄せられている。
このように多岐にわたる議案が審議され、議会は市の将来を見据えた重要な決定を下した。今後も、議員たちの活発な議論を通じてより良い市政の発展が期待されている。