令和3年10月20日、美濃加茂市議会第1回臨時会が開催された。
この臨時会では、一般会計補正予算や新議長、副議長の選挙など、重要な議題が上程された。
特に、一般会計補正予算については、渡辺久司経営企画部長が提案資格を持ち、その内容が議員たちから注目された。
補正予算の総額は246億9,181万9,000円であり、その主な使用目的には公共施設の管理・改修、健康づくり事業への寄付金活用などが含まれる。特に高濃度ポリ塩化ビフェニル(PCB)の処理に関する費用が重要視されている。
高濃度PCBは、適切に処理されなければならない廃棄物であり、この処理は国の指定した施設で行われる。佐藤文彦総務部長によると、美濃加茂市はすでに約1,500点の蛍光灯や水銀灯の安定器を保管しており、それを処理するための費用を補正予算に含めているとのことだ。
また、健康づくりイベントに関しては、藤井宗裕健康福祉部長が話し、地域企業との協力の下で開催することをなんとか検討していると述べた。その中で、来年1月には新しい保健センターの開設を予定しており、重要な健康促進活動が期待されるという。
さらに、議長の辞職願が提出され、渡辺義昌副議長が新たに議長に選出された。新議長は就任挨拶で、コロナ禍からの社会復旧が重要であると強調し、迅速に議会を運営していく意向を示した。振り返ると、新議長が述べたように、地域社会の協力が重要であることが際立った。
美濃加茂市議会において、新しい体制が整いつつある。特に、社会的な影響を受けず、時間を無駄にすることなく、業務を進めていく姿勢は、今後の市民生活にとって重要である。これからの議会活動が、市民にどのような影響を与えるのか、注目されるところだ。
今後も地域の課題を議論し、解決策を見出すための努力が期待される。