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美濃加茂市議会が新庁舎整備や防災計画など市政一般に関しての活発な議論を実施

美濃加茂市議会が新庁舎整備や防災計画、空き家対策についての質疑を行い、地域活性化へ向けた取り組みが期待される。
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令和元年美濃加茂市議会の第3回定例会は9月5日に開かれた。議題には市政一般に対する質問が含まれ、市議らが市長や責任者に対し活発な議論を行った。特に注目を集めたのは新庁舎の建設計画と空き家問題である。

市の新庁舎整備については、再三にわたり市長の伊藤誠一氏が説明を行った。現在、庁舎の場所として美濃太田駅周辺が候補に挙がっており、これについて多くの市民から意見が寄せられている。

同項目に関連し、酒向信幸議員からは新庁舎の必要性と現庁舎の老朽化の問題が指摘された。この議論で、伊藤市長は新庁舎が市民の福祉や、災害時の防災拠点機能を果たす重要な施設であると強調した。市長は、現庁舎では十分な安全対策が行えない状況にあると認識しており、特に耐震や浸水対策が求められているとの意見が示されました。

議論はまた、空き家問題に移行した。市では、617件の空き家のうち老朽化し危険なものは15特定空き家として認識している。しかし、年度ごとの実績をみると新たに10件以上の空き家が発生しており、市は対応策に苦慮している。特に所有者に対する指導や支援が求められ、行政が代執行を考える状況も出てきているようである。

加えて、高齢者の見守り施策や地域安全計画についても話題になった。坂井議員は高齢者の安全確保のため、見守り隊や地域住民との連携の重要性を指摘し、市長と教育長は協力して施策を強化する方針を表した。

最後に市長は、空き家対策や防災計画以外でも地域の活性化に向け先進的な事例の研究を行い、地域資源を生かした体験型の観光、健康づくりを進める旨を述べた。市の取り組みが今後の地域活性化に寄与することを期待したいとされ、伊深地域など候補地について引き続き議論されることが市民の期待されている。

議会開催日
議会名令和元年9月美濃加茂市議会第3回定例会
議事録
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