令和3年12月9日、美濃加茂市議会第4回定例会が開かれた。
今回の議題において、主に複数の条例改正案や予算の補正が審議された。
特に、条例改正に関しては、教育委員会からの所管が外れたことに伴う処置が採られることとなる。
高井 厚議員は、「フロム0歳プランにおける課の変更はどのような取扱いになるのか」と質疑を行った。
これに対し、経営企画部長の渡辺 久司氏は、教育振興基本計画やロングスパン教育の方針に変更はないと述べた。
高井議員は、教育基本計画の見直しが必要との意見を示し、伝統的な指導方法だけでなく、未来を見据えた取組についても議論された。
教育長の日比野 安平氏は、連携強化や現場のニーズに応える指導が今後も求められると強調。
続いて、森林公園に関する条例改正が議題となり、質疑は行われなかった。
次に地域密着型サービスの基準に関する条例についても審議が進められ、健康福祉部長の藤井 宗裕氏は、医療ニーズの高い要介護者のサービス供給量を増やすため改正を進めることが重要だと意見を述べた。
さらに、令和3年度一般会計補正予算が提案された。
可児 雅之産業振興部長は、石綿管除去に関する予算の概要を説明し、全体で20キロの布設替えが行われることを明らかにした。
その後、議第71号の追加議案に関しても議論が交わされ、国の負担金を含む復旧工事に関する詳細が報告された。
議長は、今後の会議についても告知し、本会議は散会された。
市民の利便性向上を目的とした各案件の進行に期待が寄せられる中、美濃加茂市の将来的な発展についても重要な議論が続いている。