令和元年美濃加茂市議会第3回定例会が、9月10日に開かれた。
議題は多岐にわたるが、特に注目を集めたのは令和元年度美濃加茂市一般会計補正予算についての承認である。関連する質疑でも、議員からの具体的な質問が相次いだ。
14番の森弓子議員はプレミアム付商品券について質問し、「申請は8月30日締切」と記されているが、10月31日まで受け付けるとの見解を明らかにした。
この件に関して、健康福祉部の藤井宗裕部長は、申請の少なさを認めつつも、「周知方法を工夫する」と述べた。
また、議第38号の質疑では、保育料無償化関連の議論も行われた。前田孝議員が「給食費どのように徴収するのか」と問うと、藤井部長は、「主食代と副食代を別で徴収する」と答えた。これに対し、議場からは具体的な金額やその理由についての質問が続出した。
さらに、柘植宏一議員が手話通訳の報酬について言及し、その特殊技能に対する適切な位置づけが必要であると強調した。経営企画部の渡辺久司部長は、「手話通訳者の重要性は十分理解しており、報酬について規則の中で適切な対応を考えていく」と答弁した。
他にも、美濃加茂市の第6次総合計画に関連する質疑が行われ、蔵中計画の成功に向けた具体策が提起された。