美濃加茂市議会の最新の会議録によると、公共施設や学校における感染対策の強化が議論されている。その中で、特に公共施設のトイレの感染防止対策が求められている。現在、自動水栓が設置されているトイレも多いが、照明の操作は手動であるため、引き続き非接触型への更新が必要とされている。市は今後、設置費用に関する検討も進めていくとのことだ。
学校現場でも、換気の重要性が改めて認識されており、教室の窓を開放しての換気が行われている。しかし、夏場は虫の侵入が気になるため、網戸の設置を検討する声も上がっている。教育委員会では、現在導入している学校の一部では網戸が設置されているが、全校通じて広げる計画はないとのこと。
高齢者福祉については、出会いの場の重要性が再認識され、地域の繋がりを強めるための支援制度の導入が提案された。ボランティアの活動も評価されており、これを活かしながら行政としての支援方針を確立していく必要があるとのことである。
加えて、死亡手続き時の窓口についても、一箇所で手続きを済ませられる「お悔やみ窓口」の開設が議論されており、他自治体の事例を参考にしつつ、制度の導入を検討する方針である。