令和4年美濃加茂市議会第1回臨時会が開かれ、重要な議案が審議された。
この会議では議長と副議長の選挙が行われ、新たに渡辺孝男議員が議長に選出された。
また、金井文敏議員が副議長に選任され、それぞれ就任の挨拶を行った。
議長として渡辺氏は市民福祉の向上に努める意欲を示し、参加者から拍手を受けた。
また、会期が本日1日と決定され、各常任委員会の選任も進められた。
文教民生常任委員会には、高井実枝議員らが指定され、企画建設常任委員会には谷本梓議員らが選任された。
議案の中には令和4年度一般会計補正予算に関する専決処分の承認も含まれており、経営企画部長の石黒幸治氏が詳細を説明した。
新型コロナウイルスワクチン接種の体制確保に向けた予算増額が含まれ、特に小児接種やオミクロン株対応ワクチン接種に関連する費用が詳細に報告され、質疑応答が行われた。
会議の中で、山田栄議員から専決処分の理由についての質問が寄せられ、経営企画部長が議会の日程に間に合わなかった経緯を説明した。
会議中には、過去に承認された補正予算の内容についても議論され、市民に対する説明責任についても確認がなされた。
この臨時会では、美濃加茂市・富加町中学校組合議会議員の選挙も行われ、亀井滋昭議員らが選任されたことが報告された。
また、予算決算特別委員会及び新庁舎建設特別委員会、議会改革特別委員会の設置も決定され、各委員会の運営についても今後の課題として挙げられた。
閉会の際、藤井浩人市長は、議会の新しい構成が整ったことを喜び、市民福祉の向上と市政の発展に向けてさらなる協力を呼びかけた。
美濃加茂市議会は、今後の議会運営において市民とのつながりを重視し、透明性のある議会活動を推進していく方針である。