令和5年3月8日、棚倉町議会の定例会が開かれ、複数の予算案が上程された。何度も具体的な数字が示され、各議案の重要性が強調される中で、予算特別委員会の設置も決定された。
特に、令和5年度一般会計予算の歳入歳出総額は69億8,300万円と定め、前年対比で4.7%の増加を見込む。総務課長の松崎秀昭氏は説明の中で、町税が19億7,814万円、前年対比で6.7%の増であることを述べた。また、地方譲与税や利子割交付金などでは前年と比べた変動も指摘され、全体的な予算のバランスが示された。
国民健康保険特別会計予算でも歳入歳出総額が12億5,045万円に定められ、住民課長の原博行氏は前年対比で7.9%の減少が見込まれていると報告した。特に、保険給付費の一部についても詳しく解説された。
さらに、後期高齢者医療特別会計予算では1億5,638万円について説明が行われ、住民課長の原博行氏は高齢者医療についての考え方について述べた。これらの予算案はいずれも特別委員会に付託され、順次審査されることになる。
また、介護保険特別会計予算は15億1,432万円とされ、若干の減少が見込まれた。福祉課長の関根久子氏は、介護サービス提供の維持に向けた取り組みについても言及した。