令和６年第１回中島村議会定例会が開催され、多数の議案が可決された。特に、福島県最低賃金の引き上げに関する陳情が注目を集めた。
この会議では、複数の特別会計予算が審議された。議案第33号から第39号まで、各会計予算が提案され、いずれも質疑や討論はなく、スムーズに可決された。
特に注目されたのは、普通の家庭にも影響を与える福島県の最低賃金引き上げを求める陳情である。産業建設常任委員会の小室重克委員長が報告し、「最低賃金引上げの重要性を強く認識する必要がある」と強調した。
議会では、新たに選任される中島村副村長についても議論された。村長の加藤幸一氏は「責任を持って推薦できる方」とコメントしており、新たな執行体制の強化が期待される。また、配水管の敷設に関する計画においても重要な議論が交わされた。知らぬ間に環境が変化していく中、今後の村の水道供給体制に対する思慮深い説明が求められた。
出席議員は8名で、全ての議案において賛成意見が多く、頓挫することなく議事が進行した様子が見受けられる。村長は、今後も住民生活を支える政策を進めることを約束した。議員たちの協力のもと、村の未来を築いていく姿勢が意識された。
最後に村長は「議員各位の理解と協力に心から感謝する」と述べ、定例会が無事に閉会した。