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棚倉町、学校給食無償化を求める声高まる

棚倉町議会で学校給食の無償化、タクシー助成事業、消防ポンプ車の免許についてなどが議論された。
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棚倉町議会では、様々な子育て支援策が議論された。

特に、学校給食の無償化についての意見が多く寄せられた。現在、町内の小学校での給食費は年間約43,000円、中学校では約46,000円となっており、経済的な負担が大きいことが指摘された。町長は高校生への支援として、年間60,000円の助成を行っているが、無償化に向けては順次検討していく意向を示した。出生数が76人と少なくなっている現状に対し、町民からは「子育てが楽にできる環境が必要」との声も上がった。

次に、タクシー利用料金助成事業では、利用率が60%程度で、残りの40%の券については利用されていない。この助成券は580円、48枚が配布されているが、高齢者や障害者が必要とする場合には、より多くの助成が必要との意見があった。町長は「事業は継続していくが、今後は助成券の内容を検討する方針」と述べ、利用者が増えることを期待した。

また、消防ポンプ車の運転免許取得についても議題に挙がった。準中型免許を必要とするポンプ車台数は7台であり、消防団員へのサポート体制が整っていることが確認された。料金の補助金制度は現在も活用されているが、地域住民への周知をさらに進める必要があるとの意見もあった。

八溝山の観光資源についての意見も多く出された。ハイキングコースの通行止めが続いていることへの地域住民の懸念が表明され、復旧作業が遅れている理由に、道路の崩落状況が影響していることが指摘された。

議会開催日
議会名令和6年棚倉町議会定例会3月会議
議事録
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