令和2年9月28日に棚倉町議会の定例会が開催された。
この会議では、令和元年度の各種決算認定が全会一致で承認された。
認定第1号から9号までの決算は、決算特別委員会での慎重な審査を経た結果、討論無しでの採決となった。
特に、一般会計決算については「全会一致をもって原案のとおり認定すべきものと決定した」と決算特別委員会委員長の佐川裕一氏が報告。同様に、国民健康保険や介護保険、公共下水道などの専門的な決算も問題なく認定を受けた。
また、議題には「被災児童生徒就学支援等事業」に関する請願も含まれていた。
菊池忠二厚生文教常任委員長が、東日本大震災による影響を受けた家庭の支援を求める意見書の提出を報告した。
この請願も全会一致で可決され、予算確保が必要とされている。
さらに、町長の湯座一平氏は教育委員会委員の任命について説明。
益子秀一氏が教育委員会へ再任されることが議員の同意を得て決定した。固定資産評価審査委員会委員についても、須藤常雄氏の再選任が行われ、全会一致の同意を得た。また、人権擁護委員候補者の推薦についても提案され、同様に異議なしの結果が得られた。
この定例会は、最後に議長の須藤俊一氏が閉会の宣告を行い、午後1時55分に散会となった。