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公共施設の暑さ対策と子育て支援体制を強化

棚倉町議会では、公共施設の暑さ対策や子育て世代支援について議論され、地域連携を強化する必要性が示唆されました。
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令和5年9月14日に棚倉町議会が開かれ、公共施設の暑さ対策が重点的に議論されました。

大竹盛栄議員は、公共施設、特に避難所として指定されている場所での暑さ対策について質問しました。

町長の湯座一平氏は、公共施設におけるエアコンの設置状況を具体的に述べました。

 現在、町の指定避難所のうち15箇所にはエアコンが設置されていますが、総合体育館や小中学校の体育館には未設置です。大竹議員は、特に暑さ対策が必要な時期に避難指示を出す際、これらの施設が避暑地として機能していないことを問題視しました。さらに、エアコンの設置を早急に進めるべきと強調。

次に入札制度についての質問では、町長が現在の運用法を説明し、最低制限価格の設定は行っていないとのことで、今後の見直しの必要性が指摘されました。-

大竹議員は、入札の価格設定が地域の業者に与える影響を懸念し、子供たちの安全を守るため、地元業者に発注することの重要性を訴えました。また、県内の他の自治体が最低制限価格を設定していることを挙げ、このルールを棚倉町でも必要と考えるとの意見を述べました。

次に、子育て世代への支援体制について、町長は包括的支援センターが妊娠・出産に関する相談を受け付けていることを示しました。サポートセンターでは、授業や勉強の合間を持ち合わせる形で、放課後児童クラブやファミリーサポート事業を推進し、ファミリーサポートセンターは対象年齢の子どもを持つ家庭にサービスを提供していると述べました。

議会では、子育て世代が安心して育成できる社会の構築を目指すためには、地域との連携が不可欠であるとの共通認識が新たに生まれました。今後の議論の進展が期待されます。

議会開催日
議会名令和5年棚倉町議会定例会9月会議
議事録
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