令和6年4月24日に白河市議会臨時会が開かれ、重要な案件が審議された。
本臨時会では、政治倫理に関する問題が中心的に取り上げられた。特に、北野唯道議員に対する議員辞職勧告決議が可決された。政治倫理審査会の報告によると、北野議員は職員に対してストーカー行為やパワーハラスメントを行い、政治倫理基準に違反したとされる。この報告を受けて、菅原修一議員は「北野唯道議員の行為は重大であり、議員辞職を勧告する」と述べた。
議会は、審査会の報告書を全会一致で受け入れ、北野議員に辞職を求める決議を行った。また、この決議は議会だより及びホームページにも公表することが決定された。市議会の信頼回復を図るため、議論は続けられ、その中で研修やハラスメント防止に関する対策強化が求められた。
鈴木和夫市長は、地方税法の改正に伴う固定資産税関連の議案についても説明した。この議案第43号については、専決処分の承認を求める内容で、議会はこれを承認した。
議長は、今回の一連の審議を通じて、議員が市民の代表としての自覚と倫理を持ち続ける重要性を強調した。今後、議会では議員ハラスメント防止に向けた取り組みを進め、市民との信頼関係の構築に努めていくという。これにより、市民生活を守るための市政の発展に貢献することが期待されている。
市議会は、今後も市民のために公正で開かれた市政を維持していく姿勢を明確にした。