令和６年第１回塙町議会が開かれ、様々な議案が審議された。
会議の初めに、宮田秀利町長は「議会運営にあたって多くの議案がある中、重要な意思決定を行っていく」と述べた。
今回注目されたのは、塙町の個人番号に関する条例の改正である。吉田克則議員が質疑を行い、条例改正の必要性について町民からの理解を深める重要性を指摘した。業務に関する情報の可視化が今後の信頼につながるのではないかと強調した。さらに、会計年度任用職員の勤務条件について質疑が交わされ、江田一寛総務課長より「勤勉手当の支給に関しては正職員と同様に設定される」との説明があった。
また、塙町デイサービスセンターの指定管理者の件では、社会福祉法人としての役割や経営状況について議論が展開された。吉田克則議員は「社会福祉協議会の赤字が心配」という意見を示し、町としての支援体制の強化が責任ある経営に繋がる旨を訴えた。
さらに、湯遊ランドはなわの指定管理者に関しては、議案が満場一致で可決された。経営陣は、農道から町道への変更に伴う施策についても触れられ、充実した道路環境の整備が求められた。今後の管理手法や市民サービスの向上に向けた議論も進められる見込みである。
その他についても、地域資源活用や集会施設の利用促進に関するさまざまな施策が提案され、地域の活性化が期待されている。議会の決定により、今後の施策実施が進むことが望まれる。