令和2年9月16日の白河市議会定例会では、児童クラブの運営状況や職員の確保、さらには市民検診の新たな施策について話し合われた。
この定例会にて、児童クラブの現状が報告された。特に、支援員不足が問題視され、各児童クラブで預かり可能な学年に制限がある現状が明らかになった。伊藤公一保健福祉部長は「支援員の人員確保につきましては、現在も市ホームページやハローワークなどで募集を行っているが応募者は少ない」と述べ、具体的な原因に触れた。
今年度から新たに預かることができなくなった学年が多く見られ、主には児童数の増加と支援員の不足が関連しているとのこと。各クラブの環境改善のために必要な人員確保は急務であり、市としても様々な手法を模索している。
また、市民検診における新型コロナウイルス感染症対策が紹介された。感染防止のために予約制が導入され、利用者からは「早く受けられた」との声が寄せられた一方、電話が繋がりにくいとの課題も指摘された。
加えて、マイタウン白河の利用促進についても言及された。アンケートの結果から、利用者が抱える課題が明確化され、特に駐車場の不足が指摘された。鈴木由起彦建設部長は「駐車場問題については真摯に受け止め、今後も効果的な誘導を行いながら検討していく」と強調した。
市民の健康を守るため、こうした施策改善が今後求められることが示唆され、議員たちの取り組みにも注目が寄せられた。