令和4年6月22日、白河市議会において、鈴木和夫市長が市民の安全や健康を守るための施策に関する重要な発言をした。
この日の会議では、様々な課題に対する市の対応や施策が話し合われた。特に市長は「生命を脅かす危機から市民を守る」と強調し、災害対策やコロナウイルス対策の重要性を再認識する必要があると述べた。特に、ロシアのウクライナ侵略や北朝鮮のミサイル発射など国際情勢の厳しさに加え、国内でも異常気象による大規模災害の発生が続いていることを指摘した。
さらに、鈴木市長は、自然災害に対する備えの強化を進めていることも報告した。谷津田川などの浸水想定区域を組み入れた総合防災マップの見直しや、自主防災組織の育成を行っている。また、地域情報発信の強化として、SNSなどの活用を挙げた。
また、太陽光発電の設置状況についても報告され、市内では1849件の個人住宅にて設置され、その発電容量は8592キロワットに達している。さらに、公共施設に設置された太陽光発電は348キロワットと説明された。市長は再生可能エネルギーの導入を促進していく考えを示した。
次に、コロナウイルスのワクチン接種に関する事況も取り上げられた。市長は、早期に発熱外来を設置したことや、ワクチン確保のため国や県に要請している経緯を話した。また、各学校におけるマスクの着用に関しても、熱中症への配慮も含めて慎重に進める考えが示されました。
最後に、白河文化交流館コミネスについても、市長からその運営状況が報告され、文化芸術活動が地域活性化や市民の心情に与える影響が強調された。市長は「コミネスが市民に愛される文化活動の拠点となることを期待している」と述べた。
このように、白河市議会での議論は多岐にわたり、市民生活を守る施策や地域活性化に関する取り組みが重要視されている。今後も市民の安全と健康のための対応が一層求められる状況である。