令和5年9月28日、白河市議会は定例会を開催し、様々な議案が審議された。
今回の議会では、特に白河第二中学校建設事業に関連した議案に注目が集まる。
吉見優一郎教育福祉常任委員長は、議案第54号の建築工事請負契約の変更について、賃金や物価の急上昇に伴い、約4609万1100円の増額を説明した。
この変更が、学校からの意見を反映したものであることが強調された。
議案第55号および第56号も同様に全会一致で可決され、教育施設の整備と関連する電気設備や暖冷房衛生設備の工事費用についても見直しが行われたと報告されている。
また、議案第63号から第65号では、国民健康保険や高齢者医療、介護保険の補正予算が議論された。
これに対して也全会一致で同意が得られた。
さらに、商業環境の支援に向けた取り組みとして、議案第61号の審査も含まれており、商工業振興のための施策が活発に進められ、地域経済の活性化が図られていることが示された。
深谷弘議員は、市の財政運営について懸念を表明し、税金の使い方の重要性を指摘した。彼は、多額の余裕財源がある中で、もっと市民のニーズに応えるべきだと主張した。
今回の定例会では、全体として原案通りの決定がなされ、今後の施策が多角的に検討される姿勢が見られた。市議会は、さまざまな議題について議論を進め、市民の生活向上に寄与する方策を引き続き評価していく姿勢を示している。