令和4年9月6日、白河市議会は定例会を開催し、議事が進行した。
会議は午前10時に開会し、最初に会議録署名議員の指名が行われた。議長の筒井孝充氏により、大花務議員、縄田角郎議員、そして大竹功一議員が指名され、了承された。
次に会期の決定が行われ、議会運営委員長の水野谷正則氏が、今期定例会の会期を9月6日から29日までの24日間とすることを提案した。提案に異議なしとの意見があり、これにより会期が確定した。
所管事務調査報告では、柴原隆夫教育福祉常任委員長が石川県及び富山県での教育福祉に関する調査結果を報告した。この調査は、教員の資質向上や、地域との連携強化を目的としたもので、先進事例として県立図書館及び保健センターの視察が含まれる。柴原氏は、視察が有意義であったと強調した。
議案の審議では、鈴木和夫市長が重要な議案19件を一括して説明した。特に議案第96号である令和4年度白河市一般会計補正予算が7476万6000円追加され、総額が294億7517万2000円となる見込みである。市長は、物価高騰や新型コロナウイルス感染対策等に取り組む必要性を訴えた。
また議案第97号では、白河市職員の育児休業に関する条例の改正が提案され、特に育児支援制度の充実が図られる見込みである。議案第104号の令和3年度決算認定や、複数の補正予算案も併せて審議され、今後の市政運営における重要な議案が整理された。
特に、今回の定例会では物価高騰に関連した施策についても合意が得られ、地域経済の安定が重視されていることが伺えた。さらに、決算審査特別委員会の設置も決定され、今後の監査体制の強化が期待される。
最後に、各議案は異議なく可決され、今後の市政運営に向けた重要な一歩となったと考えられる。次回の会議は9月12日に予定されており、一般質問や議案に対する質疑が行われる見込みである。