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中島村、令和2年度決算を認定 議会での質疑の焦点は不納欠損処理

中島村の定例議会が開かれ、令和2年度の決算が認定。税の不納欠損処理について活発な質疑が交わされた。
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令和3年9月16日、中島村の定例議会において、令和2年度の一般会計歳入歳出決算が報告された。

会計管理者兼税務課長の鈴木勝雄氏は、不納欠損処理について説明を行った。昨年度、固定資産税や軽自動車税が不納欠損に至った理由を明らかにし、特に会社の倒産などが影響したとしている。小室辰雄議員は、「突然の税の未納が発生した理由として、より早い段階での措置が求められる」と述べ、今後の対応を質した。これに対し、鈴木氏は、危ない事業の経営情報に基づいて適時に滞納処分を実施する方針を強調した。

さらに、運転免許証の自主返納事業についても議論が交わされた。住民生活課長の野木重徳氏によると、昨年度は7名が登録され、115枚のデマンド券が使用された。この施策の実施による利用者の具体的な数値が示され、今後の改善策についても課題が提示された。

小松公雄議員は、コミュニティセンターの改修に関する予算の使途についても言及した。村長の加藤幸一氏は、今後の施設利用に向け、村民の意見やアイデアを募集する意向を示している。町内の利用向上が求められる中、期待される施策の実行に向け、議員たちが後押しする様子が見受けられた。

議会は、今後の地域発展への提言として、多様な施策を検討し、財政の健全化を図る模様だ。議員たちは地域課題に真摯に向き合い、改善策を考える姿勢を見せており、今後の取り組みが注目される。

議会開催日
議会名令和3年第3回中島村議会定例会
議事録
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