令和3年2月15日、中島村役場で令和3年第1回臨時議会が開かれた。
この臨時会では、重要な議題が上程され、全て原案どおり承認された。議案は承認1件、同意2件、その他議案2件であった。
議長の藤田利春氏は定足数を確認後、会議をスタート。
最初に会議録署名議員を指名し、続けて会期の決定が行われた。今回の会期は1日限りとし、議案の内容が議題に挙がった。
村長の加藤幸一氏は、まず専決処分の承認について説明した。これは1月15日に行われた中島村一般会計補正予算の承認を求めるものである。さらに、教育委員会教育長や教育委員の任命についても同意を求めた。教育長の面川三雄氏は2月28日で任期満了を迎えるため、再任されることが議題である。
次に、令和2年度の吉岡橋橋梁補修工事請負契約についても説明があった。この工事は2月5日の落札を経て、仮契約が締結されたことが議会に報告された。
また、一般会計補正予算については376万4,000円が減額され、予算総額が約41億9,000万円に変更される。この変更には新型コロナウイルス対策費を含むさまざまな項目があり、その詳細も報告された。
特に、新型コロナウイルスワクチンの接種については、保健福祉課長の藤田幸江氏が説明。接種は医療従事者の後、高齢者へと進められる予定であり、村での準備が進められていることを強調。また、接種に関する情報提供に全力を挙げると述べた。
会議の最後には、村長が新型コロナウイルス感染の状況や今後の接種体制について言及し、村民への理解と協力を求めた。そして、今後も引き続き議会活動を精力的に行い、村の発展に寄与することを約束して閉会となった。
この臨時会では村の重要な議題が取り上げられ、円滑に処理されたことが確認された。