令和4年第2回中島村議会定例会が行われ、様々な議案が審議されました。
議案第25号、令和4年度一般会計補正予算(第2号)では、教育費や保健体育費、農村環境改善センター関連の予算が計上されました。
小室重克議員は、464万8,000円の委託料の詳細について質問し、アスベスト除去と雨漏り修繕の調査設計費であることが説明されました。
学校教育課長の小林隆氏は、アスベスト調査には220万円、撤去については240万円とし、安全第一で進める方針を示しました。
次に、議案第26号、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)については、納付金と国保税減少の要因が説明されました。住民生活課長の野木重徳氏によると、福島県全体の医療費支出減少が原因であり、税率も当然連動して下がるとの見解が示されました。
また、教育関連の陳情として「被災児童生徒就学支援等事業」の継続を求める声がありました。総務教育常任委員会委員長の小林均氏は、被災地の子どもたちへの支援が不可欠であるとの認識を示し、委員会はこの陳情を採択すべきと議決しました。
議会ではまた、議員派遣の件も話し合われ、本案は原案通り可決されました。すべての議案が可決された後、村長加藤幸一氏は、早急に工事に取りかかる意向を示しました。また、新型コロナウイルス対応や自然災害への注意喚起も行われました。
議員各位に対する感謝の意が述べられ、次回の会議に向けた適切な準備が求められました。議会運営が順調に進み、今後の更なる発展が期待される内容となりました。