令和3年3月10日、中島村議会が定例会を開催した。
議会では、令和2年度に関連する補正予算案が審議され、各議案が可決された。
主な議案には、中島村一般会計や国民健康保険特別会計などが含まれる。
中島村長、加藤幸一氏は、補正予算案の意図と必要性について説明した。
特に、一般会計の補正予算では寄附金の増加が報告された。
企画振興課長兼農業委員会事務局長の本間俊一氏が、寄附の内訳について言及した。
一般寄附金は企業からの寄附があり、合計156万9,000円に達したとのこと。
また、ふるさと納税の寄附金についても、前年よりも増加したという評価があった。
寄附を行った企業や個人に対する感謝の意が表明され、今後も引き続き中島村のPR活動を強化していく方針が示された。
「今後とも難しい状況が続くと思いますが、大いにPRして、多くの寄附を集めなければならない」と本間氏は強調した。
質疑応答の中で、木村秋夫氏が医療費助成について言及した。
問題は、身体障害者自動車改造費や人工透析通院交通費の減額があったことだ。
保健福祉課長の藤田幸江氏は、対象者の不足を理由に減額の決定を説明した。
いずれも今年度は該当者がいなかったため、予算を見直したという。
一方、土地造成事業に関しても進捗状況が報告された。
購入者の内訳について確認した小室重克氏が言及した。
同課長曰く、区画の購入者は村内住民の子息が中心で、村外からの購入者も含まれると言及した。
「このような状況が続くことを期待している」と小室氏は語った。
最後に、全ての議案が原案通りに可決され、次回は3月15日午前10時からの開催が告知された。
議長は出席者に感謝の意を示し、会議を閉じた。