令和5年第2回中島村議会定例会が開催され、議題が順次進行した。開催日程は6月9日で、議員や村長、関係者が出席し、合計12件の議案について審議が行われた。議長の藤田利春氏は、最初に会議録署名議員の指名を行い、4番に小林均氏、5番に小松公雄氏を指名した。
続いて、会期を6月14日までの6日間に設定することが異議なく決定された。その後、村長の加藤幸一氏が行政報告を行い、新型コロナウイルス感染症に関する現状やワクチン接種の進捗状況について説明した。
加藤村長は、最近の新規感染者数の減少傾向を報告し、これまでの感染対策が個人の判断に委ねられていることを強調した。ワクチン接種は、特例接種期間が2024年3月31日まで延長され、約420名が接種を受けていると述べた。
その他の行政報告では、今年度に実施した行事、特に幼稚園や小中学校の入学式が新型コロナウイルス対策の制限が解除された状況で行われたことが紹介された。また、全村一斉クリーンアップ事業や消防春季連合検閲、運動会などのイベントも成功裏に実施されたことが報告された。
また、役場庁舎建築工事の進捗も共有され、新南棟庁舎は5月29日に供用を開始している。議会はこれらの行政報告を了承し、さらに議案の上程に移る。本定例会では、承認される議案は主に新型コロナウイルスに関連する緊急措置や税条例の改正案となっている。
これらの議案の提案理由について加藤村長が詳しく説明し、今年度の議決や予算の見直しが必要とされる理由を説明した。特に、地方自治法に基づく経費についての承認が必要であり、さらなる詳細は担当課長による補足説明が求められたと伝えられる。
この日の議会は全ての議題を終え、次回会議が6月12日に予定されていることが告げられた。全員の起立を経て、散会の宣告がなされた。