令和6年6月6日、令和6年第2回中島村議会定例会が開会された。
出席議員は、向井勝治議員、椎名康夫議員、小室重克議員など、全ての議員が登録されており、会期は本日から6月11日までの6日間と決定された。
村長の加藤幸一氏は、行政報告の中で、今年の春の気象について振り返った。2月は暖冬と言われた一方、3月上旬には寒の戻りが見られたが、田植えはスムーズに進んだとのこと。
また、4月7日に全村一斉のクリーンアップ事業が実施され、村民の生活環境への意識向上が進んでいると報告された。これに加えて、5月22日には交通安全防犯パレードも行われ、地域の子供たちが参加し、その様子が報告された。
村長はまた、物価高騰に対しての支援策として、住民税均等割課税世帯への給付を5月末に行ったことを説明。続いて、農道長寿命化事業や役場の整備事業の進捗についても言及した。農道整備では既に測量設計業務の委託を完了。
さらに、議案の上程においては、承認第2号として物価高騰緩和のための補正予算について説明があり、総額41億3,434万7,000円となっていると公表された。
議案内容には、特別職の職員報酬の改正、税条例の一部改正、国民健康保険税等の改正が含まれている。これらの議案は、地域住民への影響を考慮し、詳細な審議が求められている。
行政報告の一環として、村長は今後の地域発展に向けた施策や計画についても言及し、議員や村民とのコミュニケーションを強化する意向を示した。今後の会議は、6月10日に設定されている。