令和5年2月7日、中島村で令和5年第1回臨時会が開催された。
この臨時会では、令和4年度中島村一般会計補正予算（第7号）が主要な議題として提案され、可決された。
村長の加藤幸一氏は、議案の提案理由について詳細に説明した。補正予算は530万9,000円の増額となり、予算総額は40億1,686万5,000円に達する。特に、国の出産・子育て応援交付金事業に関連する事業費として配分される。
補正内容について、歳入には国庫支出金392万円、県支出金69万4,000円、繰入金69万5,000円が含まれ、対象事業は主に衛生費に充てられる。詳しい説明は担当課長からもadakanされ、質疑応答が行われた。
質疑のなかで、小室辰雄氏は出産応援交付金について具体的な手続きを確認した。国井たまみ保健福祉課長は、妊娠届を提出した場合に交付が行われること、流産した場合の取り扱いについても明確に回答した。
また、椎名康夫氏は面談の方法についての質問をし、国井課長は妊娠時の面談は基本的には庁舎で実施することを説明した。担当者が訪問する形式も考慮されており、しっかりとしたサポート体制を強調した。
全体の質疑が終結し、討論なしのまま議案は原案通り可決され、今後の支援策について期待が寄せられた。この件について加藤村長は、全国的な少子化対策に呼応する形で、中島村としても支援に尽力する姿勢を示した。
本臨時会の日程は1日のみであり、多くの議員が出席し、全ての議題が順調に進行したことが報告された。今後も地域の子育て支援に関する動向が注目される。