令和4年3月17日、令和4年第1回中島村議会定例会が開催された。
議会では、令和4年度の各特別会計予算に対する議案が上程され、いずれも質疑なしで可決された。特に注目されたのは、国民健康保険特別会計予算である。
この議案は、その提示後に質疑や討論が行われることなく、原案のとおり可決された。このあたりは、村民の福祉向上に寄与する予算への信任の表れとも解釈される。
次いで、簡易水道特別会計予算に関する質疑では、議員の小林均氏が、耐震化事業における交付金について質問した。建設課長の齋藤満氏が、耐震化事業の概要や補助率について説明し、村の財政力指数に則った交付金の割合についても述べた。本事業は、代畑・松崎地区に埋設されている石綿管の更新に向けたもので、計画年度は令和3年度から令和18年度までの15年間としている。
また、農業集落排水処理事業や土地造成事業の予算も、いずれも質疑なしで可決。その流れは、議会としての一貫した姿勢を示していると言える。