令和4年12月、定例会が中島村役場で開催された。
出席議員は7名で、8日間の会期が決定された。議長の藤田利春氏が開会を告げ、議事が進行した。
まず、会議録署名議員には小室辰雄氏と菅野昇氏が選ばれた。「会期は本日から12月7日まで」とする声が挙がり、異議はなかった。
次に、村長の加藤幸一氏が行政報告を行った。新型コロナウイルス感染症が急拡大していることに触れ、継続的な感染防止対策を強調した。ワクチン接種はオミクロン株対応のもので、来月には乳幼児接種も開始される予定である。
さらに、稲作の状況について言及。米価格は4年ぶりの引き上げが報告されるも、肥料や資材の価格高騰が農家に厳しい影響を与えていると述べ、支援の必要性が強調された。
報告の中では、11月20日に開催されたふくしま駅伝についても言及された。今年は総合32位を獲得し、昨年より順位を7つアップ。小中学生への選手育成が重要視されていることがわかる。
次は議案の上程が行われ、議案第37号が具体的に提案された。これは職員の給与に関する条例の一部を改正するものであり、給料表と支給率の見直しが求められた。この議案に対して質疑はなく、原案のとおり可決された。
この他、補正予算についても詳細な説明が行われ、村の財政状況が窺える。国庫補助金を利用しながら、各費目の整備が進められている様子が強調された。
最後に、次回の定例会は12月6日に予定されていることが告げられ、全員起立のもと散会となった。村の将来に向けた施策や対応策が今後も見守られることになるであろう。